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2021.03.31

【神奈川大学スキー部 #3】関係各所のサポートの重要性を感じた - それぞれの立場でもがき、試行錯誤した1年

日々練習に励む学生たちはコロナ禍で何を求めているのか。どのような想いで日々の練習に励んでいるのか、学生の正直な意見を聞いた。


― スキーを競技としてはじめようと思ったきっかけを教えてください。

吉田龍次さん:競技自体は小学1年生からはじめた。父がスキー場に働いていて、3歳くらいからスキー場に足を運ぶ機会が多かった。姉が先にスキー競技を始めたこともあり、家族全員スキー好きという環境でスキーをはじめた。

須賀歩夢さん:父親が学生時代、スキーをやっていた。小学1年生の時にはじめてスキー場に連れて行ったもらい、楽しさにきづいてスキーをはじめた。

― 大学でも続けようと思ったきっかけは?

吉田龍次さん:高校卒業のタイミングで就職をするか、進学をするか悩み進学を決意。進学をするのであればスキーも続けたいと思い大学でも競技としてスキーを続けることを決めた。

須賀歩夢さん:正直、高校時代に辞めようと考えたこともあった。しかし、インターハイなどの上位大会で結果を残すことができず悔しい思いをしたので、大学でも頑張ってみたいと思った。

― 神奈川大学スキー部に入部して印象に残っている出来事を教えてください。

吉田龍次さん:2019-2022シーズンのインカレで初めて1部に上がれたこと。スキーは1部、2部、3部とあり元々神奈川大学スキー部は2部だった。総合で順位がつき2部の上位2校が1部昇格できるが、その年2位に入り創部初の1部昇格を果たせたことがとても思い出に残っている。

須賀歩夢さん:練習環境の変化が印象に残っている。大学で練習するようになり驚いたのがグランドを貸し切れること。高校時代は他の部活動と譲り合い使っていたグランドも大学では陸上競技場を1つの部活が貸し切り、練習ができるなど環境がとても良い。

― コロナ禍で、大会の中止や活動制限などがあると思いますが部活動は今後どうあるべきだと思いますか。

吉田龍次さん:部活動に関しては、学内でやる分には何の問題もないのではないかと感じている。大会についても、実際に今シーズン開催できた試合に出場してみると200人以上集まって開催されており、その後コロナに感染したということもなかった。例年より制限された中での大会開催にはなるがしっかりと対策をした中での大会開催であれば問題ないように感じている。

須賀歩夢さん:コロナ禍以前のように合宿に行きやすい状況にはやく戻ってほしい。検温表などいくつかの書類を提出しなければ合宿に参加できず、段階を踏まえないと合宿にも行けなくなったのが現状。そういった書類提出や申請関係について、学校など関係各所のサポートの重要性を感じた。

― 4年生吉田くんの今後の目標!

吉田龍次さん:4月からは社会人になるので、自分の出来ることをしっかりやって余裕を持って器の大きい人間に成長していきたい。

須賀歩夢さん:先輩方の姿勢や想いを引き継いで、自己ベストを更新し上位で活躍することを目標に日々練習に励んでいきたい。
 

 
【神奈川大学スキー部 #2】はコチラ>>

   

<部活動紹介>
学校法人 神奈川大学 スキー部
神奈川大学スキー部は、総勢16名の部員で活動している創部から50年のチーム。ここ10年で4部、3部、2部、1部と確実にステップアップを遂げている。コミュニケーションを最重要視し、競技力の向上はもちろん、人間力の形成にも力を入れて活動している。

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